今朝は4時起きをして、
青森からの「心」をカキ漁師のおんちゃん達に届けてきました。
総勢24名、久しぶりに会う顔はいつもと変わりなく・・・
笑顔はそのままで・・・
「大丈夫でしたか?」
「大丈夫じゃねーよ!(笑)」
「・・・・・・」
「笑うしかねーだろ!(大笑)」
その目には、どんな試練も跳ね返す力が漲っていました。
「漁協の2階に非難して助かったんだよ」
「あれ~、うちの船が流れてるの見ったら・・・次は家も流れていぐし・・・」
「あれ?あれ~!あっと言う間だよ!」
「おらーな、津波と自転車で競争して勝ったんだよ(笑)」
「後ろから波、見えとったもん(笑)」
各人、瞬間、瞬間に、悲喜こもごもの出来事があった事でしょう・・・。
日焼けした顔には津波と戦い、
これを笑い飛ばす勢いが感じられます。
漁師は強い!
やっぱ漁師は最高!
青森の有志からの贈り物と、込められた想いを伝えると・・・
「ありがて~ぇなあ~」
「こう言う、気持ちは忘れちゃなんねぇなあ~」
「頑張らねーとなー!」
感謝の気持ちは、皆、同じです。
そして漁師は元気です!
海の復興は、もう始まっていました。
湾の中には、未だ瓦礫や家、車、沈没した船が散乱していますが、
撤去班、種カキ班、各班に分かれ一斉に作業に入ります。
「3年はかかるだろうな・・・」
「元に戻るまでは5年だな・・・」
「頑張っぺや!」
カキ殻肥料は、養殖業と共存しています。
一日も早い復興を願うと共に、共に頑張る決意を新たにした一日です。
お亡くなりになった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。