伊達政宗。
言わずと知れた、東北の覇者。
花鳥風月を好み、酒を愛した伊達政宗。
名勝、松島は古くからカキの産地です。
瑞巌寺で松島を愛でながらカキを肴に酒を飲んだ事でしょう。
想像ですが・・・(笑)
ところで・・・
伊達政宗とカキには、深い関係があるのです。
このお話しは、NHK大河ドラマの「伊達政宗」の第1話でのオープニングで紹介され放映されたのでご記憶の方も多い事かと存じます。
1974年、政宗が祀られていた瑞鳳殿において発掘調査が行われました。
その中で、政宗のご遺体は、細かく砕いたカキ殻に包まれていたそうです。
石灰の代わりにカキ殻を使用したのでしょうが、ご遺体は非常に状態が良かったとの事でした。先人達の知恵には、頭が下がります。
没後300年以上も政宗を守り続けたカキ殻・・・
やっぱり、カキは宮城の宝です。