株式会社グリーンマンBLOG

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蛎太郎の独り言・かき研究所訪問

念願叶い、(財)かき研究所に伺う事が出来ました。
http://www.kakiken.or.jp/index.html
殻とは言え、かきを生業とする僕としては、どうしても伺ってみたかった場所でした。
これまでの弊社の道のりから始まり、宮城のかき殻の現状、
弊社の取り組み、仕事に対する想い、復興における今後の殻処理問題、
等々についてお話しさせて頂きました。
理事長の人を包み込むような優しさや人柄にも惹かれ、
また、かき殻の新たな利用法を模索するヒントも頂きました。
かき殻の持つ数々の効果、効能・・・
学ぶことは沢山あります。

【厄介者ではなく地域資源(宝物)としての有効活用】
数あるカルシウム資材の中で、多孔質構造、優良カルシウム、
そして豊富なミネラルが同時に含まれている稀有な資源(宝物)なのです。

【厄介者ではなく循環型農業の自己完結モデル】
県民に特産品でありながら「処理困難物」に指定されるかき殻の現状を知って貰い、
宮城で産まれた殻(廃棄物)を有効利用し(肥料化)、良質な生産物をつくる事で県内での消費が増える事で自己完結し、それがかき養殖業の復興にも繋がると思うのです。

【厄介者ではなくの地産地消】
宮城の復興の旗印の一つでもある、かき養殖業ですが、副産物である殻処理問題を
避けて通る事はできません。必ずやする復興に向け今から準備をしておかなければ、
今までと同じ事(野積みや焼却処分)が繰り返される事でしょう。


日々、これらの取り組みを宮城から全国に発信して参ります。
本当に今日は実りのある一日でした。


願いを込めます。広がり届きますように。