株式会社グリーンマンBLOG

記事一覧

蛎太郎の独り言・東北マリンサイエンス

本年1月6日、文部科学省主管の「東北マリンサイエンス拠点形成事業」(新たな産業の創成につながる技術開発分野)にて、京都大学農学研究科と弊社が取り組むテーマが採択されました。

研究課題は「東北太平洋岸の天然原料を用いた環境ビジネス拠点の形成」です。
これは、東北太平洋岸で産出するカキ等の貝類を原料とする「貝殻炭」と褐藻類を原料とする「海藻炭」に、岩手県で産出する「カンラン岩」を混合し、重金属吸着固化材を実用化レベルで生産する事を目指すものです。

早速、京大の豊原先生、協力会社でもあるアース株式会社、佐藤社長に同行して頂き、現地調査に行って参りました。協力頂く、JFみやぎ鳴瀬支所からスタートし、女川支所への道のりです。
道すがら目を覆いたくなる程の被害状況を見ると、改めて自然災害の恐ろしさを痛感します。両地区とも未だ復旧すら見込めない状況にありますが、事業協力は惜しまないとの温かいご意見、有難い事です。

この取り組みにより、新たな産業が生まれる事を期待し精一杯の努力をして参ります。